あやめさんの備忘ログ

交通系に関するアレコレとblenderの勉強記です

【ストレージBOX】不満点をさらに改良した件

あやめさんです。

 

USB3.0 to SATA 変換アダプターが届くのが遅いので、さらにストレージBOXに改良?を加えて仕上げました。

 

まず以前の形をおさらい。

 

まあまあ綺麗に仕上がってますが、気に食わない点が三つほどありました。

 

それは、

SATA電源ケーブルがダサい(延長ケーブルの配線色・・・)

SATA伝送ケーブルが不揃いなので差し込みがし辛そう

・HDDタワーの送風が間に合わずに熱が篭りそう

 

といったところ。

 

これらを改善したので記しておく。

 

この記事の執筆中に変換アダプターが届く予定だったのだが、来なかった・・・

 

 

まずはSATA電源ケーブルから。

 

ATX電源の配線からそれぞれ1-2タイプの分岐延長ケーブルを使っているのだが、配線の色が赤、黒、黄、黒となっておりスタンダード感あるのが気に食わないし、長さもなんかなぁ・・・という感じ。

 

配線の長さについては、ちょっとしたイレギュラーなやり方で対応します。

私は車弄りも趣味なので、車用の配線加工工具だとかは持っている。

使うのはこの二つ。

 

 

ストレートの配線の被覆を剥く工具。手先が器用な人ならカッターや爪で事足りるのだが、私は不器用すぎるのでこういう工具があると安心する。

 

 

エビの圧着端子をカシメる工具。

電工ペンチでも良いっちゃ良いのだけど抜ける可能性がある。

その点こういうプロ用工具だと抜ける心配がないので良い。

ただこれは締め付けトルクが結構強いので芯線が弱い配線だと中の芯線ごと切ってしまうことがあるので地味に扱いがむずかしいところもある。

 

工具はこの二点とニッパーだけ。

後は裸圧着端子と熱圧縮チューブ(ヒートシュリンク)があればよい。

 

 

 

本来なら被覆を剥いて芯線を直接はんだ付けする方が良いのだが私は絶望的に手先が不器用なので裸圧着端子に頼ることにした。

端子も僅かながら抵抗とかあるんだろうけどまぁ車の配線で問題ないなら大丈夫だと思いたい。

 

作業開始。

まずは熱圧縮チューブを先に通しておく。これ忘れると絶縁がビニテ巻くくらいしか手段なくなるので忘れずに。

 

黒線が2本あって分かりづらいので片方にはマステで印をつけておく。

結線を間違えると火災の元なのでここは気を付けましょう。

 

拡大して見るとヘタクソなのがバレるな・・・

 

 

圧着端子をそれぞれカシメた所。

 

あ、コルゲートチューブとか見えるけど気にしないでください。

これも家に余ってた車用のやつを流用して試しただけなので。

結局使いませんでした。

 

 

熱圧縮チューブを端子に被せてライターで炙るとこうなります。

私はターボライターで炙ってます。ターボライターは火が高温になるのであまり推奨しないやり方ですが、火が真っすぐ飛ぶ上風の影響をそんなに受けないのでこういう狭い場所だとやり易いです。

 

これをHDDラックの5台分やります。

 

ついでに、延長ケーブルは全部1-2 上L向でしたがこれも構成を変えます。↓

 

 

1台目:延長ケーブル1-2 下L向

2台目:                 L          下L向

3台目:延長ケーブル1-2  下L向(※) 

4台目:                  L          フラット

5台目: 延長ケーブル1-2  上L向

        L   余り端子はブルーレイドライブへ

 

こんな感じです。

3台目の注釈ですが、これは延長ケーブルをフラットのものから下L向に交換してます。やり方はさっきのと同じで、ぶった斬った先を↓の商品のSATAコネクタと交換しただけです。

ついでにフラットの1-2分岐延長ケーブルも紹介しておきます。

 

また、5台目の余った分岐コネクタは別途後ろにもっていって、さらに50cm延長するケーブルと繋げてブルーレイドライブまで接続しています。

 

 

各配線長さ調節加工が済んだら、今度は見た目を良くしましょう。

 

用意したのはこちら

 

スリーブです。これを買いましたがちょっと太すぎました。

まぁいいや。

当初はコルゲートチューブでやろうとしてましたが、フレキシブルにし辛いのでやめました。コルゲートチューブ、車で使う分には便利ですが・・・

 

 

あと結束テープです。これ、ビニテと性質が似ていますがベタベタしません柔らかく手で切れます。

車の配線だとコルゲートチューブの終端に巻かれてることが多いですね。

ビニテより柔らかいのでフレキシブルにし易いです。

これはスリーブの終端のボサボサを隠す上に配線がスリーブ内で動いてしまうのを阻止するために用います。

 

それらを用いてこんな感じに仕上げました。

テープ巻くのヘタクソかよ

 

仕上がりはこんな感じ。

スリーブが太すぎるのでちょいと野暮ったいですが色が統一され配線の長さも調節したので見た目がすっきりしました。

 

 

さてお次はSATA伝送ケーブルの長さが不揃いな事。

同じ50cmでケーブルを統一してるとはいえHDD間の距離があるのでばらついてしまう。

 

SATA伝送ケーブルも自作加工出来れば良いのだがこれは専用工具だとかはんだ付けのスキルが必要になってきて面倒大変そうなので力業で解決しようと思います。

ちなみに変換名人というサイトでオーダーできるらしいのだが、小ロット生産だとべらぼうに高くなるのがオーダーメイドの常識。なので今回は見送った。

センチ単位で簡単に発注できるサイトあればいいのにね

 

henj.in

 

というわけでHDDラックのケーブル構成ですが、今までは

1~4台目:下L向

5台目:右L向

を使っていましたが、これを変更します。

 

右Lは以下のリンクからどうぞ

 

あっやべ これSATA2じゃん。 まあ転送速度は重視しないからまあいいか

 

新しい配置は、

1,2台目:下L向

3台目:右L向

4,5台目:上L向き

にしました。

これで中央から延ばせば、多少の誤差を収めるためにSATAケーブルを曲げるのは1本だけで済みます。

 

上L向きはこちらをチョイス

 

 

 

早速組付けた。フラットSATAケーブルは曲げるのが少々しんどい。

そんでもってUSB変換アダプター側はこんな感じ。↓

 

アダプタの手前で曲げてるのでそんなに目立たないはず。

これも伝送ケーブルが自作できればなあ・・・とは思うのですが。

不可能ではないとはいえ敷居が高いので今回はこれで妥協します。

 

 

 

さて最後に後ろのHDDファンの問題。

カラボ背面にホールソーで開けた穴はあるのだが、配線で隠れてしまってる。

これじゃカラボ内の熱をただ吸い取ってるだけで冷却にはならないんじゃねという。

 

というわけで、隙間に6cmファンを仕込んで背面に風を送ってやろうという作戦に出ました。

 

買ってきたのはこれ。2台買いました。

 

紹介はAmazonだけどこれは実店舗で買った。(ビックカメラ池袋西口パソコン館)

 

三洋電機製で静音モデル。音はほとんどしないけど一応これも風力調節基板の余ってるポートに接続した。

 

 

これも配線が長すぎたので先ほどの手順でカットした上、スリーブを巻いておいた。

 

これをホムセンで購入したLアングルで固定してます。

一応指怪我しないようにガードも買ってつけておきました。

 

二個入りってのも丁度良い。

 

 

というわけで諸々の問題も解決できそうなので完成図をば。

完成図

USB3.0 to SATA変換アダプターがあれば本当に完成図になるんですが・・・いつ届くんだ(怒

配線スリーブなどを駆使したので結構マシな見た目になったかなと思います。

ケースファンのせいでちょい違和感ありますが。

後出来ることがあるとしたらSATA伝送ケーブルを自作加工する事くらいでしょうか・・・気が向いたらやってみたいですが。

後、HDDケースはビスで固定しました。

 

というわけでほぼ完成形へと近づいて参りました。

 

あとは本当に変換アダプターが届けば完成です。

動作しなかったら泣くけどな!!

 

 

ではでは~